『時間の言語学 ──メタファーから読みとく (ちくま新書)』
目次
第1章 時間をことばで表すと―『広辞苑』vs.『新明解』
(『広辞苑』の定義の変遷 『新明解』の挑戦)
第2章 「時間」と「とき」
(ときの意味―ゆったりと流れるもの 時間の意味―計量されるもの 「時は金なり」は「時間は金なり」?)
第3章 時間経過の認識論
(哲学者たちは時間をどう思索したか? 時間はどう流れるか)
第4章 時間のメタファー
(時は金なり 時間に追われる 時間のネットワーク―時間のことばの全体像)
第5章 新たな時間概念を求めて
(“時間は命” 時間の円環を取り戻す)